Nikyokan 仁響館 – Casa de las artes escénicas japonesas

屋台囃子

12週間コース(3ヶ月)、週に1回、各回120分

和太鼓の歴史と音楽を通して、この伝統楽器の力強さを体感しましょう!

屋台囃子とは、祭礼で屋台をひくときなどに用いる囃子のことで、埼玉県の秩父地方の師走名物である「秩父夜祭」が特に知られており、この祭りで奏でられる秩父屋台囃子を取り上げます。

1971年に結成されたプロの創作和太鼓集団、鬼太鼓座が、この囃子の独特のスタイルを取り入れた楽曲『屋台囃子』を発表し、広く知られることとなりました。

この屋台囃子のスタイルは、ひとつの作品であることから超越し、その奏法や太鼓の使用方法は国内外問わず多くの新しいスタイルやレパートリーに影響を与え発展していきました。

コースの詳細、その他お問い合わせについて:

コースの目的 :

  • 屋台囃子の奏法を理論的かつ実践的に学びます。
  • 屋台囃子の奏法(45度に傾けて設置した太鼓を座奏)の基本的な技法と奏法を学びます。
  • レパートリーの理解、分析、解釈に必要な音楽理論の基礎知識を習得します。
  • 楽器の起源や歴史について学びます。
  • 日本製の楽器を使用して練習できます。
  • このスタイルについてさらに詳しく知りたい方には次のリンクをご覧ください→ https://estoestaiko.com/2015/12/07/chichibu-yatai-bayashi/

対象者

経験の有無に関わらず和太鼓に興味のある方。

和太鼓の演奏は全身運動のため、健康状態が良好な方におすすめします。

担当講師

ガストン・サン クリストバル

2008年より和太鼓を始める。世界的に有名なアーティストたちのもとで稽古に励むとともに、楽器、その起源、日本の文化や歴史が芸術に与えた影響についても長年調査した。

現在、仁響館和太鼓の芸術監督を務める。雑誌『Esto es Taiko』の共同創刊者。芽出太鼓メンバー。また、真髄太鼓の共同設立者であり、2018年まで監督を務めた。

また、母国アルゼンチンやアメリカ合衆国にて太鼓の歴史についての講演を行ったり、日本では南米における太鼓の歴史の講演を行った。太鼓に対するこれまでの努力と献身は林英哲、浅野昭利(浅野太鼓楽器店)、宮本芳彦(宮本卯之助商店)各氏や、鼓童設立メンバーの知るところとなっている。

過去二年半の日本留学中に、和太鼓だけでなく日本の伝統芸術おける表現、学び、理解、伝えることへの見方が180度変わった。この期間に、倉持祐二氏の和太鼓グループのメンバー、弟子として演奏と指導について教えを受けた。また、世界的和太鼓奏者の林英哲氏のもとで弟子として稽古に励んだ。これまでに、渡辺薫、金子竜太郎、小島千絵子、藤本吉利、加藤雄太、各氏、鼓童のメンバーに師事し、多大な影響を受ける。

コース人数

10名まで。

お問い合わせ

cursos@nikyokan.com

コースについてご質問等がございましたら、上記のメールまでお気軽にお問い合わせください。