Nikyokan 仁響館 – Casa de las artes escénicas japonesas

城間 マリアノ

2011年より和太鼓を始める。2012年より夢海渡太鼓メンバー。2014年より同グループの芸術監督の一員となり、後進の指導にあたっている。これまでに、夢海渡太鼓として日系社会内外で数多くの舞台を踏んでいる他、世界的アーティストのもとで研鑽を積み影響を受けてきた。

また、マイポ劇場、サン・マルティン劇場での演奏をはじめ、ロサンゼルスで活躍する太鼓グループTAIKOPROJECTとの共演、舞踏家・振付家のテレサ・ドゥガンの監督の舞台にも数々の出演をしている。

現在、夢海渡太鼓の柱となるメンバーとしてだけでなく、アルゼンチン有数の太鼓奏者の一人として知られている。

TAIKOPROJECTから受けてきた影響の大きさはもちろんのことながら、2015年からは“ななめ打ち奏法”の研究を始める。アメリカ合衆国を度々訪れ、現地のななめ打ち奏法の代表的な和太鼓奏者から教えを受けている。これまでに、マサト・ババ(TAIKOPROJECT芸術監督)、田中誠一(アメリカ合衆国の太鼓の父)、クリストファー・バーグストロム(LATI、ロサンゼルス太鼓研究所教育監督)、ディビッド・ウェルズ(LATI講師)の各氏に師事。

これらのさまざまな経験から独自の技法を構築した今、これからが期待される和太鼓奏者である。